Kindle3で自炊読書環境
iPad2が日本で発売されるのが先かなと思ったので、Kindle3買いました。届いた次の日に、次の日発売するアナウンスが出たのですが。
まぁ、iPadに比べると安いので、ほしかったらiPad2も買えばいいかと考えています。
とりあえずKindleで自炊した本を読む方法をまとめてみました。
全編通して使用したもの
- Kindle3
- Windows PC (自分はWindows 7 Pro 32bitを使用しています)
- ScanSnapS1500 (3年保証にとりあえず入っておきました)
- カッターマット OLFA A4サイズ
- OLFA マガジンS型 GOLD (たまたま安売りで買っていたので)普通のカッターで良いと思います
- OLFA ロータリーカッター 45mm
- アルミ定規 (アル助 300mm) ほかに使うため自分は600mmを買いましたが、長くて使いにくいので300mmが良いと思います
これさえあればOKです。カッター類の代わりに裁断機でも良いと思います。場所とその分のお金があれば。
スキャン編
1.ScanSnapセットアップ
認識されればOK。
2.本の解体
まずカバーをはずし、表紙と裏表紙をカッターで切ります。背表紙はスルーで。
あとは、カッターで3,40ページごとに、カッターで切り離していきます。ページの隙間にカッターを入れ、背表紙ごとばっさり切り離します。慣れればもうちょっと多くてもいいかもしれません。
その後、分割した分だけ、背表紙がくっついている部分をロータリカッターで切ります。ここで、アルミ定規をあててまっすぐ切ります。まっすぐの方が後でスキャンする時にスムーズに行くので、作業スピードが落ちない程度に気を遣いましょう。
これで本はばらばらになったはずです。くれぐれもページの順を崩さないように気をつけてください。
3.スキャン
2,30ページごとくらいずつScanSnapにのせ、スタートボタンを押します。
ScanSnapの設定は以下のようにしました。
- クイックメニューを使用すにチェックし、カスタマイズを選択
- 読み取りモード
- 画質はスーパーファイン
- カラーモードは自動か、白黒の本なら白黒でもいいかと
- 読み取りは両面
- 継続読み取りを有効にしますにチェック
- オプション: 白紙ページを自動的に削除しますにチェック、それ以外はチェックなし
- ファイル形式 : PDF
- 原稿 : サイズ選択:自動
です。詰まったり、2枚重なったりしたら、失敗したファイルを継続してやり直します。失敗した部分は後で編集できます。継続もScanSnapのスタートボタンを押せば継続します。
これで、スキャンは完了です。
Kindle最適化編
下準備として、PDFを一度画像データにします。
PDFのバアイ
サイト No.722で提供されているChainLPを使います。本当にすばらしいソフトです。感謝。
ChainLPをダウンロードし、解凍します。解凍したフォルダに、zip32j.dll,zip32.dll,iTextSharp.dllをコピー(ダウンロードリンクなどはNo.722参照)。
ChainLPを起動し、解像度で、持っているKindleのバージョンを選択します(自分はKindle3)。
右の入力で先ほどPDFから画像を出したフォルダを指定し、出力をPDFにチェック。
あと、綴じとか設定を変更があれば変更(Kindleでは少し色が薄いので、ガンマ補正の値を少し上げるといいと思います。1.8くらいかな)し、出力ボタンをクリックすればOKです。
できたファイルをKindleに転送すれば読めます。
コミックのバアイ
上と同様ChainLPでPDF化して十分満足な出来なのを確認しましたので、コミックもPDFと同様の手順でOKです。